GitHub Codespaces
メリット
イマドキの開発に耐えられる
たとえばバックエンド + React/Vue + DB + 他サービス、といった構成のDockerを起動するとCPU 4core+メモリ16GBでは厳しく、開発メンバーから悲鳴が上がることが多い。とは言え、全員にメモリ32GBの強いPCを持たせるのは厳しい
コードをローカルに持たずに済み、セキュリティ上の心配が減る
devcontainerの設定によって、ランタイム要件やハードウェア仕様、拡張機能、エディターの設定をチーム間で共有できる。 公式
金額
価格は環境起動時間(1時間単位)の従量課金。
spending limit が $0.0 に設定されているので、設定変更しないとそれ以降は利用できない(勝手に課金はされない)
table: 価格(Codespaces Compute)
SKU RAM DISK Unit Price 8h x 20day 円
2 core 4GB 32GB 1 hour $0.18 $28.8 3,168 円
4 core 8GB 32GB 1 hour $0.36 $57.6 6,345 円
8 core 16GB 64GB 1 hour $0.72 $115.2 12,690 円
16 core 32GB 128GB 1 hour $1.44 $230.4 25,381 円
32 core ?? ?? 1 hour $2.88 $460.8 50,762 円
Codespaces Storage Storage 1 GB-month $0.07
試算
32GB RAMが欲しい場合、 $1.44 x 8hour x 20day = $230.4 = 25,239 円/月
16GB ならその半額、 12,619 円/月
実際には30分放置すると停止するためもう少し安いはず
記事
GitHubは「GitHub Action」で、「リポジトリのクローンを作成して依存関係をブートストラップし、その結果のDockerイメージをビルドしてプッシュする」という流れを自動化し、このDockerイメージがgithub/githubのdevcontainerに、Codespaces開発環境用に調整されたベースイメージとして使われるようにしました。これによって、github.comのCodespaces開発環境の95%以上がブートストラップで作成されることとなりました。
米GitHubは8月11日(現地時間)、「GitHub Codespaces」がTeamおよびEnterprise Cloudプランで利用可能になったと発表した。パワフルな仮想マシンベースの「Visual Studio Code」開発環境をクラウドで手軽にホストし、チームによる共同開発を支援する。
「GitHub Codespaces」は、クラウドでコンテナとしてホストされたカスタマイズ可能な「Visual Studio Code」環境を提供するサービス。強力なエディターやターミナル、デバッガー、AIコーディング機能「GitHub Copilot」、「Git」などによるバージョンの管理、エディター設定の同期、豊富な拡張機能といった「Visual Studio Code」の強みを享受できる上、デスクトップでもWebブラウザーでも同じように作業できるのが魅力。iPhoneやiPad、Androidといったモバイル端末からも利用できる。ランタイム要件やハードウェア仕様、拡張機能、エディターの設定をチーム間で標準化できるため、チームコラボレーションで真価を発揮する。
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Codespacesが登場する前は、GitHubのエンジニアが同僚と作業を共有するためには、コミットとレビューラボインスタンスのデプロイ(このためのピアレビューも必要です)が必要でした。これは煩雑です。今では、ctrl+クリックでプレビューURLを取得し、それを同僚に送信しています。コミットもプッシュもレビューもデプロイも不要で、Codespaceの80番ポートをライブで見ることができます。